※※※※※※※※※※※※ 重 要 ※※※※※※※※※※※※
<ご使用にあたって>
香料は薬品です。ご使用の際は精油と同じようにご使用頂くことが可能ですが、必ず使用基準濃度を遵守下さい。「10%まで使用可」の場合、
最終的な完成品の中に10%までなら含まれていても良いという安全基準です。100gの香水の場合、10gまで使用して良い、ということになります。
※香水を含む化粧品の安全基準ですが、剃った肌に使う化粧品、フェイス用化粧品は基準値がより低くなりますのでご注意下さい。ルームフレグランスやキャンドル等直接肌にご使用されない場合は使用基準値がござませんのでご安心下さい。
■Aurantiol(オーランチオール)
オレンジブロッサムやチュベローズを作る軸となる香り。
8%まで使用可。
■Champaca Flower(チャンパカフラワー)
チャンパカフラワータイプの調合香料で、生花のクリーミーな部分を抜いてすっきりとさせたような香りです。とても使い安いマグノリア系の調合香料。PW社のスペシャリティ。
6%まで使用可。
■Cyclamen(シクラメン)
シクラメンそのものというよりも、こういうタイプの生花はあるあると頷きたくなるような、繊細なホワイトフローラルの調合香料。少しアクア系のフローラルを求める方には良さそうです。PW社のスペシャリティ。
60%まで使用可。
■Cyclopidene(シクロピデン)
チュベローズやイランイランなどのフローラルノートに酸味を加えるようにして使用されるフルーティーフローラルノートの合成香料。
1%まで使用可。
■Floralozone (フローラルオゾン)
持続の良いフレッシュフローラルな合成香料。少しアルデヒドっぽいニュアンスをもち、キュウリやシクラメンっぽくも感じられる。
12%まで使用可。
■Floramat(フローラマット)
少しスパイシーなホワイトフローラルノートで、KAOのスペシャリティ。少しフルーティーさ、ローズ調の部分も併せ持つ。
5%まで使用可。
■Florosa (フロローザ)
スズランのニュアンスをもつレモンやスイカのようなフレッシュノートで、LilialやMuguet aldehydeと合わせて使用される。(スズラン系の香料はアルデヒドが多いが、こちらはアルコールなので安定性が良い)
10%まで使用可。
■Frangipani(フランジパニ)
南国調の豪華さを持ったフローラルで、別名はプルメリア。他のフローラルの中に少しあわせていくことで深み、厚みのあるフローラルノートとなる調合香料。PW社のスペシャリティ。
12%まで使用可。
■Freesia fleuriff(フリージアフルーリッフ)
生花にとても良く似たフローラルウッディな調合香料。IFF社のスペシャリティ。
10%まで使用可。
■Gardenia(ガーデニア)
生花そのものではないのですが、市販されているいわゆる「ガーデニアタイプ」という調合香料。他のフローラルと重ねて使用することで豊かなフローラルブーケとなります。PW社のスペシャリティ。
12%まで使用可。
■Heliotrope(ヘリオトロープ)
パウダリーさを表現するのにアイリスと共に用いられる代表的な香りで、花の甘さをそのままに表現した調合香料です。
15%まで使用可。PW社のスペシャリティ。
■Heliotropin replacer (ヘリオトロピンリプレイサー)
もともと粉末香料であるHeliotropinをBenzyl Benzoateで50%に希釈し、使いやすくした代替え香料で、IFF社ではHeliotropexという名で販売されている。香りはHeliotropinと同じ。
16%まで使用可。
■Ionone alpha(イオノンアルファ)
フルーティーなヴァイオレット、アイリスノートの単品香料。ベリー系との相性が良く、幅広く使用される。。
10%まで使用可。
■Iris(アイリス)
1キロが200万円以上してしまうアイリスの精油にとても近い調合香料。精油そのものよりも少し甘さを加えて使いやすくしてあるとても綺麗な調合香料で、パウダリーなベースノートとして幅広く活用される香りです。PW社のスペシャリティ。
5%まで使用可。
■Irival oliffac(イリヴァルオリファック)
アイリスコンクリートのニュアンスを強くもった調合香料。かなりパワフルに香るパウダリーウッディ。
3%まで使用可。
■Isoraldeine'95(イソラルディン95)
Methyl ionone(メチルイオノン)を83%含有しているヴァイオレットの香り。
15%まで使用可。
■Lindenblossom(リンデンブロッサム)
天然香料とは違い、生花に近い瑞々しく美しいグリーンフローラルを表現した菩提樹の調合香料。主張が穏やかですので、少し多目にブレンドしても違和感を感じないような香りです。Givaudan社のスペシャリティ。
10%まで使用可。
■Magnol(マグノール)
少しダストっぽいニュアンスのスズラン、マグノリア香で、KAOのスペシャリティ。
20%まで使用可。
■Magnolys(マグノリス)
マグノリアをイメージした調合香料で、Firmenich社のスペシャリティ。
使用制限なし。
■Mayol(メイヨール)
スズラン、マグノリア、チュベローズなどのクリーンでフレッシュなホワイトフローラル調の香りで、Firmenich社のスペシャリティ。
5%まで使用可。
■Methyl anthranilate(メチルアンスラニレート)
グレープ中に存在するオレンジブロッサム調のフルーティーフローラルな香り。
10%まで使用可。
■Mimosa oliffac(ミモザオリファック)
生花にとても良く似たミモザのパウダリーなグリーンフローラルの調合香料。IFF社のスペシャリティ。
5%まで使用可。
■Narcisse Base(ナルシスベース)
ナルシスを再現した調合香料で、Firmenich社のスペシャリティ。香りはナルシスの特徴であるクレゾール香を有するが、印象としてはチュベローズアブソリュートに近い。
20%まで使用可。
■Neroli(ネロリ)
ビターオレンジの花を水蒸気蒸留して得られるエッセンシャルオイルの調合香料タイプで、精油よりもすっきりと綺麗な香りになっています。苦味が少なく安定したネロリの香り。PW社のスペシャリティ。
10%まで使用可。
■Nerolidol (ネロリドール)
カブリューバ(精油)の主成分であり、多くの精油内に存在するソフトなアロマティックフローラルな香り。微かにグリーンのニュアンスもあり、スズランやライラックなどのグリーンフローラルを初め、ジャスミンやネロリなど幅広く使用される。
20%まで使用可。
■Neryl acetate(ネリルアセテート)
ローズの中に存在するフルーティーフローラルノート。残り香がラズベリー調となる。
25%まで使用可。
■Orange blossom(オレンジブロッサム)
とても高価なネロリの代用として作られたオレンジブロッサムアブソリュートタイプの調合香料。すっきりとした苦味の少ないオレンジブロッサムとなっています。PW社のスペシャリティ。
12%まで使用可。
■Orchid(オーキッド)
蘭はローズと同じくらいに香りもタイプが幅広く、種別も様々なのですが、その中で1番香料に使われやすいタイプのオリエンタル調の蘭の調合香料。PW社のスペシャリティ。
30%まで使用可。
■Orivone(オリヴォン)
とても使いやすいオーソドックスなアイリスのパウダリーノート。IFF社のスペシャリティ。
2.7%まで使用可。
■Peomosa(ペオモーサ)
少しアーシーな雰囲気を持った、ピオニー、ローズ、ミモザ系のフレッシュフローラルノート。IFF社のスペシャリティ。
5%まで使用可。
■Sakura Salicylate(サクラサリチレート)
Benzyl Salicylateの代用品として使用されるマイルドなスイートフローラルで高砂香料のスペシャリティ。
5%まで使用可。
■Tuberose(チュベローズ)
アブソリュートよりも使いやすい調合香料で、生花の青さも持っています。大きなクセがなく、華やかですっきりとした香り。PW社のスペシャリティ。
3.2%まで使用可。
■Verdantiol (ヴェルダンティノール)
Linanate、Schiff Lilialとも呼ばれるシッフ基を有したリリアールの香りで、Methyl anthranilateとLilialの特徴を併せ持つ香料。つまり、オレンジブロッサムとスズランを足したような香り。
5%まで使用可。
■Violet(ヴァイオレット)
花の精油はほとんど採取されていませんが、花の甘さ、青さを表現したグリーンなパウダリーフローラルの調合香料です。ローズとの相性が良いのが特徴です。PW社のスペシャリティ。
15%まで使用可。
***** 注 意 *****
香料の取り扱いには十分注意をし、必ず表記にございます濃度以下でご使用下さい。
原液のままブレンドをしますと多くなりすぎてしまいがちです。
事前に希釈したものを用意し、それらを使用してブレンドしていくことをおススメ致します。
※香料は全てproficeの調香体験セミナーで実際に使用している香料となります。