<ご使用にあたって>
香料は薬品です。ご使用の際は精油と同じようにご使用頂くことが可能ですが、必ず使用基準濃度を遵守下さい。「10%まで使用可」の場合、最終的な完成品の中に10%までなら含まれていても良いという安全基準です。100gの香水の場合、10gまで使用して良い、ということになります。

※香水を含む化粧品の安全基準ですが、剃った肌に使う化粧品、フェイス用化粧品は基準値がより低くなりますのでご注意下さい。ルームフレグランスやキャンドル等直接肌にご使用されない場合は使用基準値がござませんのでご安心下さい。


■Andrane(アンドレン)
サンダルウッドにアンバーグリス、タバコ、を加えたようなプレシャスウッディノートの合成香料。IFF社のスペシャリティ。
10%まで使用可。

■Azarbre(アザルブル)
微かにハニー調の甘さを持った温かみのあるウッディノートの合成香料で、アイリスのニュアンスも感じられる。Givaudan社のスペシャリティ。
10%まで使用可。

■Black agar(ブラックアガー)
各社がOudを発売していく中で、こちらはGivaudan社が手掛けた調合香料。ウードの中の黒褐色の部分をブラックアガーと呼ぶ。
5%まで使用可。

■Blackwood(ブラックウッド)
Oudの大ヒットに続けと発売された、持続のとても長いウード系の調合香料。Firmenich社のスペシャリティ。Oudの調合香料よりも価格は抑えたものに。
20%まで使用可。

■Bois Ambrene Forte(ボワ・アンブレン・フォルテ)
シダーウッド調のニュアンスを有したアンバーウッディノートの単品香料。KohinoolやKephalis同様に精油と組み合わせて使用される。
5%まで使用可。

■Clearwood(クリアウッド)
とてもクリアで綺麗なパチョリ系のウッディノートで、パチョリよりもアーシーな感じが少なく、綺麗なベースを作ることが出来る。Firmenich社の最新のスペシャリティ。
20%まで使用可。

■Ebanol(エバノール)
ムスクっぽいボリューム感をもったサンダルウッドの合成香料で、Givaudan社の最新のスペシャリティ。
5%まで使用可。

■Fixamber(フィクスアンバー)
アンバーグリスノートを感じるウッディノート。シダーウッド、タバコのニュアンスを有した少しスモーキーなアンバーウッディの合成香料。
5%まで使用可。

■Hercolyn D (ヘルコリンD)
チューインガムなどのフレーバーにも使用される柔らかなアンバーウッディノートの香料。Dはそれ以降につながっている長い成分名の略。
20%まで使用可。

■Ionone beta(イオノンベータ)
alphaがヴァイオレット、アイリス系の香料なのに対し、betaはフルーティーなウッディノート。キンモクセイの香りを表現する際にとても重要な香り。
15%まで使用可。

■Irival(イリヴァル)
少しオイリーな、アイリス調のウッディノートの合成香料で、IFF社のスペシャリティ。
3%まで使用可。

■Iso E Super(イソイースーパー)
香水の中にはこの香り単独で製品としてしまったものもあるほど人気の高いアンバーウッディ系の合成香料。こういった香料を多量に使用することで、クリアなベースノートを作りだす。
10%まで使用可。

■Iso Mohanol(イソ・モハノール)
オイリーで微かにスパイシーなパウダリーウッディ。サンダルウッド調の単品香料。
5%まで使用可。

■Isononyl acetate(イソノニルアセテート)
アイリス調のソフトなウッディノートの合成香料で、微かにフルーティー。
10%まで使用可。

■Kephalis(ケファリス)
とてもメジャーなアンバーウッディノートの単品香料で、近年ではピラミッドの中にもケファリスと明記される商品も登場しているほどです。温かみがありながらもドライなアンバーウッディノート。Givaudan社のスペシャリティ。
8%まで使用可。

■Koavone(コアヴォン)
アンバーウッディノートにヴァイオレットを加えたようなアンバーウッディフローラルの合成香料。IFF社のスペシャリティ。
35%まで使用可。

■Kohinool(コヒノール)
比較的ドライなアンバーウッディノートで、精油ほど成分が複雑ではない単品香料のため、精油を補佐する目的で多用される。IFF社のスペシャリティ。
35%まで使用可。

■Mysore Wood(マイソールウッド)
とても持続の良いサンダルウッドの調合香料で、Firmenich社のスペシャリティ。
3%まで使用可。

■Orinox 50(オリノックス50)
ウッディノートにラヴダナムと微かなローズを足したようなウッディムスキーノートの合成香料で、PFW社のスペシャリティ。
1%まで使用可。

■Orris Givco(オリス)
アイリスコンクリートをイメージさせるパウダリーなウッディノートの調合香料で、Givaudan社のスペシャリティ。
10%まで使用可。

■Oud(ウード)
沈香、Aloewood、Agarwoodとも呼ばれるウードの香りの調香香料。ウード系香料の中では1番ナチュラルな精油に近い香りだと思います。香りも良いのですが、他の香料と比較するととても高価なFirmenich社のスペシャリティ。
使用制限なし。

■Prismantol (プリズマントール)
ジンジャーの残り香やカルダモン、カンファーを彷彿させるスパイシーウッディな合成香料。
20%まで使用可。

■Sandalmysore core(サンダルマイソールコア)
クリーミーで良質なサンダルウッドの特徴をもったサンダルウッドの合成香料。調合香料よりも香りはシンプルで、軽やかなベースを作りやすい。
5%まで使用可。

■Sandalore(サンダロール)
Ebanol同様にボリューム感のある強いサンダルウッド香の合成香料で、持続がとても良いGivaudan社のスペシャリティ。
10%まで使用可。

■Sandalwood(G)(サンダルウッド)
1番ナチュラルテイストのサンダルウッドの調合香料で、使いやすくてクセの少ないGivaudan社のスペシャリティ。他の香料と比較するととても高価です。
使用制限なし。

■Sandalwood oliffac (サンダルウッド・オリファック)
IFF社のスペシャリティなサンダルウッドの調合香料で、他社製品よりもミルクのようなクリーミーさが強い。
20%まで使用可。

■Sandec(サンデック)
柔らかくて軽やかながらとても伸びの良いサンダルウッドの調合香料で、Givaudan社のスペシャリティ。
使用制限なし。

■Sandela (サンデラ)
多種多用な名称を持つサンダルウッド系の合成香料の中でも一番のヒット香料。明るくフレッシュなサンダルウッドノートで、仄かなサンダルウッド香がムスクのように伸びやかに持続する。
25%まで使用可。

■Sylvamber(シルヴァンバー)
とても持続の良い典型的なンバーウッディノートで、DRT社のスペシャリティ。
20%まで使用可。

■Timberol (ティンベロール)
Norlimbanol、Karmawoodと香料会社によって商品名の違う香料で、ドライでアーシーなとても特徴のあるアンバーウッディノート。微かにアニマリックにも感じられるパチョリウッディ系の香りで、香水には幅広く使用されている。
5%まで使用可。

■Vetiveryl acetate(ベチベリルアセテート)天然香料のベチバーオイルから作られるベチバー系の合成香料。ベチバーの中のスモーキーな部分ではなく、どちらかというと香ばしい香りで、オリエンタルノートやウッディノートに使用する。
10%まで使用可。

■Vertofix Couer (ヴェルトフィクスクール)
Methyl cedryl ketoneとも呼ばれるベチバー系のウッディノート。とても柔らかで上品なウッディノートで、ウッディフロールとも呼ばれる。
15%まで使用可。


*****　注　意　*****

香料の取り扱いには十分注意をし、必ず表記にございます濃度以下でご使用下さい。
原液のままブレンドをしますと多くなりすぎてしまいがちです。
事前に決められた濃度に希釈したものを用意し、それらを使用してブレンドしていくことをおススメ致します。

※香料は全てproficeの調香体験セミナーで実際に使用している香料となります。