<ご使用にあたって>
香料は薬品です。ご使用の際は精油と同じようにご使用頂くことが可能ですが、必ず使用基準濃度を遵守下さい。「10%まで使用可」の場合、最終的な完成品の中に10%までなら含まれていても良いという安全基準です。100gの香水の場合、10gまで使用して良い、ということになります。

※香水を含む化粧品の安全基準ですが、剃った肌に使う化粧品、フェイス用化粧品は基準値がより低くなりますのでご注意下さい。ルームフレグランスやキャンドル等直接肌にご使用されない場合は使用基準値がござませんのでご安心下さい。



■Benzyl acetate(ベンジルアセテート)
ジャスミンの主成分。ジャスミンだけではなく、様々なフローラルアコードに必要となってくる基本香料。
6.7%まで使用可。

■Benzyl propionate(ベンジルプロピオネート)
Benzyl acetateより少し甘く穏やかな、ジャスミン調のフルーティーフローラル香料で、様々なフローラルアコードに必要となってくる基本香料。
10%まで使用可。

■Benzyl Salicylate (ベンジルサリチレート)
Nina RicciがL'Air du Temps(レールデュタン)を初めて作った際、大量に使用されたことが有名な、ジャスミン系の柔らかなスイートフローラルノートの合成香料。
40%まで使用可。

■cis-Jasmone(シスジャスモン)
グリーン調のフローラルノートでジャスミンのアコードに使用される。
6%まで使用可。

■Fleuramone(フローラモン)
cis-Jasmone(シスジャスモン)に似たグリーンでアロマティックなジャスミン香の合成香料。
4%まで使用可。

■Gelsone(ジェルソン)
ペアなどのフルーティーさを持ったジャスミン香料。IFF社のスペシャリティ。
10%まで使用可。

■Hexyl cinnamic aldehyde(ヘキシルシンナミックアルデヒド)
少しシナモン調のジャスミン香料。ジャスミンアルデヒドとも呼ばれる。
10%まで使用可。

■Indolene 50 (インドレン50)
もともと粉末香料であるIndoleをスズラン香のHydroxycitronellalで50%に希釈し、使いやすくした香料。粘度が高いが、液体化しているので希釈しやすいが特徴。
5%まで使用可。

■Jasmine sambac(サンバックジャスミン)
フィリピンの国花であり、ジャスミンティーの香り付けに使われているジャスミン種の調合香料。アラビアンジャスミンよりもアニマリックなワイルドさが少なく、とても綺麗なジャスミン香となります。Givaudan社のスペシャリティ。
30%まで使用可。

■Jasmine abs Type(ジャスミンアブソリュートタイプ)
Jasminum officinaleタイプの調合香料。アブソリュートほどワイルドではなく、美しくまとめたタイプですが、とても使いやすい華やかさを持っています。※以前、販売していた「ジャスミン」と同じです。PW社のスペシャリティ。
10%まで使用可。

■Jasmonyl(ジャスモニール)
少しラクトニック(クリーミー)なジャスミン調の合成香料。Givaudan社のスペシャリティ。
10%まで使用可。


*****　注　意　*****

香料の取り扱いには十分注意をし、必ず表記にございます濃度以下でご使用下さい。
原液のままブレンドをしますと多くなりすぎてしまいがちです。
事前に希釈したものを用意し、それらを使用してブレンドしていくことをおススメ致します。

※香料は全てproficeの調香体験セミナーで実際に使用している香料となります。